ダイワ 23エアリティは完全に23ヴァンキッシュ潰しだ
シマノ派なのにダイワの商品がどんどん増えてきているヨッシーです。
2023年1月20日、釣りフェスティバルにシマノやダイワから新製品が発表されました。
シマノは大方の予想通り23ヴァンキッシュの発表がありましたが、そのライバル機である新製品がダイワから発表されました。
それが『23エアリティ』です。
こいつはやばいですよ。完全に23ヴァンキッシュを潰しにきています。
今回は、我らがヴァンキッシュのライバル機である23エアリティのどこが凄いのかをご紹介します。
(2023.03.23更新)
レビュー記事もあるのでよければこちらもどうぞ。
目次
エアリティとは
エアリティとは、「AIR」+「REALITY」⇒「AIRITY(エアリティ)」が示すとおり、軽さを徹底的に追求しながら実用性と強さを兼ね備えたダイワから発売される汎用スピニングリールです。
次世代スピニングリールの設計思想であるエアドライブデザインと伝統のフルメタルのモノコックボディを採用することで、巻き出しは軽くリーリング性能もさることながら、しかも強度にも優れた、ダイワの最高峰であるイグジストに迫るモデルとなっています。
順当にいけば発売は来年以降だったはずなんですが、なぜか発売が今年、2023年に早められています。
23エアリティの注目ポイント
23エアリティの注目ポイントを見ていきましょう。
- 自重がめちゃめちゃ軽い
- エアドライブデザインにより巻き出しは軽く、ロッド操作も軽快
- フルメタル・モノコックボディで軽さと強さを両立
- タフデジギアにより丈夫で長持ち
- デザインがマジでカッコいい!
自重がめちゃめちゃ軽い
23エアリティの最大の特徴はなんといってもその自重の軽さ。
ダイワ史上最高と謳われるその軽さは2000番で145g、5000番で205gとめちゃ軽っ!
ここまで軽いとロッドとの一体感は半端ないでしょうね。
感度も向上、長時間の釣りにおいては疲れ難く、かなりのアドバンテージとなるのではないでしょうか。
エアドライブデザインにより巻き出しは軽く、ロッド操作も軽快
22イグジストにも採用されたエアドライブデザインが23エアリティにも採用されます。
巻きの軽さと最適な重量バランスの恩恵をもたらす、次世代スピニングリールの設計思想であるエアドライブデザインは、4つのテクノロジーから構成されています。
エアドライブローター
ダイワの独自理論に基づき、従来と同等の剛性を持ちながら大幅な軽量化と低慣性化を実現したZAION製のエアドライブローター。
巻き出しは軽くピタッと止まる、ハイレスポンスなリーリング性能は、感度の向上と操作性のアップに貢献します。
エアドライブベール
エアドライブベールとは、中空パイプ構造を採用したエアベールの進化版。
必要強度を保ちつつ中空パイプの小径化を行うことで軽量化に成功したエアドライブベールは、エアドライブデザインの低慣性化に貢献するとともに、ベールの傾斜角度を見直すことでライントラブルの軽減にも繋げています。
エアドライブスプール
不要な肉を削ぎ落し、徹底的に軽量化を図りながらデザインやドラグ音にもこだわったのがエアドライブスプール。
スプールの徹底的な軽量化は23エアリティの自重の軽さと巻き上げの軽さにも大きく貢献。
エアドライブデザインの重要なファクタの一つとなっています。
エアドライブシャフト
メインシャフトとピニオンを非接触とし、高精度のカラーでメインシャフトを支持することで回転ノイズを排除。
さらにピニオンの両端をボールベアリングで支持することでハンドルから入力されたパワーを最大限に回転力へ伝えるをことを可能としたシステムがエアドライブシャフト。
エアドライブシャフトを搭載した23エアリティは、高い負荷が掛かった状況においても回転ノイズは少なく、軽やかな巻き上げが可能となります。
フルメタル・モノコックボディで軽さと強さを両立
ボディを一体成型で作り上げ、エンジンプレートを直接ねじ込んで蓋をしたものがモノコックボディ。
モノコックボディのおかげでたわみを抑制し、力強い巻き上げが可能となります。
さらに23エアリティは、マグネシウム合金をボディ素材とし、エンジンプレートをアルミニウム製とすることでフルメタルボディを獲得。
モノコックボディ+フルメタルボディで強さが半端ない!ってわけです。
タフデジギアにより丈夫で長持ち
23エアリティは、冷間鍛造で高強度に作られた素材に、デジタル解析によって導き出された理想的な歯面を持つタフデジギアを搭載。
さらに、ギアへ特殊表面処理を施すことで高負荷時のダメージが軽減されます。
デザインがマジでカッコいい!
自分が何より重視するのがデザイン。
いくら性能がいいと言われてもデザインがダサいと使う気がしません。
もちろん好みの問題ではあるんですが、22イグジストはあのメッキ感が逆に高級感を損なっている気がして魅力が半減したんですよね。
23エアリティの場合、形状は22イグジストとさほど変わらないはずなんですがこちらの方が高級感を感じます。
メタルチックなカラーを基調にゴールドが差し色として入っていて、とにかくカッコイイ。
ゴールドの差し色って無理やり高級感を出そうとしている感が表に出過ぎてあまり好きではないんですが、エアリティのゴールドはいやらしく感じないから不思議です。
ダイワのスピニングリールではじめてドンピシャ好みのデザインかもしれません。
ラインナップとスペック
23エアリティは、 2000~5000番まで計12種類がラインナップ。
品名 | 巻取り長さ (cm/ハンドル1回転) | ギア比 | 自重(g) | 最大ドラグ力 (kg) | 標準糸巻量 ナイロン(lb-m) | 標準糸巻量 PE(号-m) | スプール径 (mm) | ハンドル長さ (mm) | ハンドルノブ 仕様 | ベアリング ボール/ローラー | 価格(¥) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LT2000S-P | 64 | 4.9 | 145 | 5.0 | 3-150 | 0.4-200 | 42 | 40 | HG-Iライト | 11/1 | 63,500 |
LT2000S-H | 76 | 5.8 | 145 | 5.0 | 3-150 | 0.4-200 | 42 | 45 | HG-Iライト | 11/1 | 63,500 |
LT2500S | 72 | 5.1 | 150 | 5.0 | 4-150 | 0.6-200 | 45 | 50 | HG-Iライト | 11/1 | 64,000 |
LT2500S-XH | 87 | 6.2 | 150 | 5.0 | 4-150 | 0.6-200 | 45 | 50 | HG-Iライト | 11/1 | 64,000 |
LT2500S-DH | 72 | 5.1 | 165 | 5.0 | 4-150 | 0.6-200 | 45 | 90 | HG-Iライト | 13/1 | 66,000 |
PC LT2500 | 73 | 5.2 | 165 | 10.0 | 6-150 | 0.8-200 | 45 | 50 | HG-Iライト | 11/1 | 64,500 |
PC LT2500-H | 80 | 5.7 | 165 | 10.0 | 6-150 | 0.8-200 | 45 | 55 | HG-Iライト | 11/1 | 64,500 |
LT3000-H | 85 | 5.7 | 175 | 10.0 | 8-150 | 1-200 | 48 | 55 | HG-T | 11/1 | 65,000 |
PC LT3000 | 77 | 5.2 | 185 | 10.0 | 8-150 | 1-200 | 48 | 60 | HG-T | 11/1 | 65,500 |
PC LT3000-XH | 93 | 6.2 | 185 | 10.0 | 8-150 | 1-200 | 48 | 60 | HG-T | 11/1 | 65,500 |
LT4000-XH | 99 | 6.2 | 200 | 10.0 | 12-150 | 1.5-200 | 51 | 60 | HG-Tラージ | 11/1 | 66,000 |
LT5000-CXH | 105 | 6.2 | 205 | 10.0 | 25-150 | 2.5-300 | 54 | 60 | EVAラウンド ライト | 11/1 | 68,000 |
テクノロジー
23エアリティに搭載されるテクノロジーは以下の通りです。
- エアドライブローター
- エアドライブベール
- エアドライブスプール
- エアドライブシャフト
- ATD TYPE-L
- ツイストバスターⅢ
- ロングキャストABS
- モノコックボディ
- フルメタルボディ
- タフデジギア
- マグシールド
23エアリティ vs 23ヴァンキッシュ 勝負の行方は・・・
今年はシマノから23ヴァンキッシュが発売となります。
23ヴァンキッシュは、22ステラにも搭載された3つのインフィニティテクノロジー(インフィニティループ、インフィニティクロス、インフィニティドライブ)とクイックレスポンスシリーズの要であるマグナムライトローターを装備。
コンセプトがもろ被りの上、価格帯もほぼ同じ。
順当にいけば23エアリティの登場は来年以降だったはずなんですが、23ヴァンキッシュの発売に合わせ登場が早められたと言われています。
23エアリティ vs 23ヴァンキッシュの勝負の行方が気になりますね。
まとめ
皆さんは23エアリティと23ヴァンキッシュのどちらを購入しますか?
自分はシマノ派なので23ヴァンキッシュを予約しましたが23エアリティを知るほどに後悔しています。
それほどに23エアリティが欲しい!
発売予定は2023年2月です。
早く、確実に入手したい方は急いで釣具屋へ予約しちゃいましょう!