ダイワ『23エメラルダス RX』軽くて強いエギング専用スピニングリール【インプレ・レビュー】
ヨッシー お宝さがし
シマノ 22ミラベル お手頃価格でめちゃ軽い！MGLシリーズ
ヨッシー
『ミラベル』という名前がどうしても覚えられないヨッシーです。
ついにやってきました、シマノ22秋冬モデル発表の季節が。まだ22春夏モデルが出揃っていないというのに・・・
個人的に22秋冬モデルの気になる商品は少なかったんですが、その中でもこれは！と思える商品があったのでご紹介したいと思います。
その商品がこちら。
『22 ミラベル（MIRAVEL）』
エントリーモデルにもかかわらず、かなり気合が入ったモデル。
それでは詳細を見ていきましょう。
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目次
22ミラベルってどんなリール？
シマノ公式ページを見ると22ミラベルがめちゃめちゃ気合が入っていることがわかります。
それは定価￥14,400～18,000というエントリークラスにMGL（クイックレスポンス）シリーズを投入したこと。（実売価格は、￥10,000～15,000ぐらいでしょうか）
そして『世界戦略機種』と明確に唱っているんですよね。
エントリークラスのリールだとローターやボディの素材問題からどうしても自重が重い傾向にあったんですが、22ミラベルは下手すると中級機よりも軽かったりするから凄い！
22ミラベルの注目ポイント
22ミラベルの注目ポイントは、ずばり次の３点です。
- 自重が軽い（ローター、ボディーにCI4+を採用）
- ねじ込み式ハンドル
- サイレントドライブ搭載
- デザインがGood!
自重が軽い（ローター、ボディーにCI4+を採用）
22ミラベルの一番の特徴は何と言っても『自重が軽い』ということでしょう。
エントリークラスであればコストの問題からどうしても高強度樹脂を採用することが多く重量が重い傾向にありましたが、22ミラベルはシマノお得意のCI4+を採用。
これにより自重が劇的に軽くなっています。
22ミラベルのベース機種と思われる21ナスキーと比べるとその差は歴然！
同じ番手同士だと30～40gの差があります。
21アルテグラと比較しても5～25g程、22ミラベルが軽い！
単純にすごいですね。
軽さを追求するとどうしても強度が犠牲になるので反対する方もいますが、このリールが耐えられない大物が掛かる釣りをすること自体がナンセンス。
シーバスやちょっとした青物であれば20ヴァンフォードでの実績もあるので問題ないでしょう。
そして、MGL（マグナムライトローター）ですよね。
CI4+でできているので巻き出しが軽く、感度もよく、回転のブレが軽減されます。
残念ながら、バンキッシュやヴァンフォードと同じNEWマグナムライトローターではなさそうですが、巻き感の違いを比較したくなります。
ねじ込み式ハンドルを採用
最近のシマノのエントリークラスには積極的にこのねじ込み式ハンドルが採用されています。
ねじ込み式のハンドルを採用することでガタツキが少なく、巻き心地もよくなります。
世界戦略機種ということで、はずせないですね。
サイレントドライブ搭載
サイレントドライブももちろん搭載。
これによりスプールが上下に動く際の挙動やリトリーブを止めた直後の安定感が向上します。
デザインがGood!
22ミラベルのカラーリングがまたいいですね。
シマノ公式ページを見ると青っぽい感じに見えたんですが実際は艶消しのガンメタっぽいです。
シマノオンラインフィッシングショーを見るとその詳細を見ることができます。
技術特性
22ミラベル の技術特性は下記の通りです。
- HAGANEギア
- X-SHIP
- サイレントドライブ
- マグナムライトローター
- コアプロテクト
- Gフリーボディ
- AR-Cスプール
- CI4＋
- 海水OK
マグナムライトローターとCI4+以外は21ナスキーと同じ技術特性なんですね。
コアプロテクトはついてるから海でも使えるし、中級機種と比べると劣る点は多々ありますがそれでも十分な機能を備えているのではないでしょうか。
ラインナップとスペック
22ミラベルは、1000～5000番まで計11種類がラインナップされます。
| 品番 | ギア比 | 実用 ドラグ力 (Kg) | 最大 ドラグ力 (Kg) | 自重(g) | スプール径 (ｍｍ) /ストローク (ｍｍ) | 糸巻量 ナイロン (号-m) | 糸巻量 ナイロン (lb-m) | 糸巻量 ナイロン (mm-m) | 糸巻量 フロロ (号-m) | 糸巻量フロロ (lb-m) | 糸巻量PE (号-m) | 最大巻上長 (cm/ハンドル 1回転) | ハンドル 長さ(mm) | ベアリング 数BB /ローラ― | 本体価格(円) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1000 | 5 | 2 | 3 | 175 | 42/12 | 1.5-130 2-100 2.5-85 | - | 0.18-170 0.20-140 0.25-90 | 1.5-120 2-85 2.5-70 | - | 0.8-240 1-190 | 66 | 45 | 5/1 | 14,400 |
| C2000S | 5 | 2 | 3 | 180 | 42/12 | - | 3-125 4-100 5-75 | 0.14-145 0.16-105 0.18-80 | - | 3-110 4-85 5-65 | 0.6-150 0.8-110 1-80 | 66 | 45 | 5/1 | 14,400 |
| C2000SHG | 6 | 2 | 3 | 180 | 42/12 | - | 3-125 4-100 5-75 | 0.14-145 0.16-105 0.18-80 | - | 3-110 4-85 5-65 | 0.6-150 0.8-110 1-80 | 79 | 45 | 5/1 | 14,400 |
| 2500 | 5 | 3.5 | 9 | 205 | 46.5/14.5 | 2-170 2.5-150 3-120 | - | 0.25-160 | 2-140 2.5-125 3-100 | - | 1-320 1.2-270 1.5-220 | 73 | 55 | 5/1 | 15,700 |
| 2500S | 5 | 2.5 | 4 | 205 | 46.5/14.5 | - | 5-110 6-95 8-70 | 0.16-150 0.18-120 0.20-95 | - | 4-130 5-100 6-80 | 0.6-200 0.8-150 1-120 | 73 | 55 | 5/1 | 15,700 |
| 2500SHG | 6.2 | 2.5 | 4 | 205 | 46.5/14.5 | - | 5-110 6-95 8-70 | 0.16-150 0.18-120 0.20-95 | - | 4-130 5-100 6-80 | 0.6-200 0.8-150 1-120 | 91 | 55 | 5/1 | 15,700 |
| C3000 | 5 | 3.5 | 9 | 205 | 46.5/14.5 | 2.5-180 3-150 4-100 | - | 0.25-210 0.30-130 0.35-100 | 2.5-160 3-130 4-100 | - | 1-400 1.5-270 2-200 | 73 | 55 | 5/1 | 15,700 |
| C3000HG | 6.2 | 3.5 | 9 | 205 | 46.5/14.5 | 2.5-180 3-150 4-100 | - | 0.25-210 0.30-130 0.35-100 | 2.5-160 3-130 4-100 | - | 1-400 1.5-270 2-200 | 91 | 55 | 5/1 | 15,700 |
| 4000 | 4.7 | 6 | 11 | 245 | 51/17 | 3.5-170 4-150 5-125 | - | 0.30-180 0.35-130 | 3-190 4-145 5-115 | - | 1-490 1.5-320 2-240 | 75 | 55 | 5/1 | 17,000 |
| 4000XG | 6.2 | 6 | 11 | 245 | 51/17 | 3.5-170 4-150 5-125 | - | 0.30-180 0.35-130 | 3-190 4-145 5-115 | - | 1-490 1.5-320 2-240 | 99 | 55 | 5/1 | 17,000 |
| C5000XG | 6.2 | 6 | 11 | 270 | 54/17 | 4-190 5-150 6-125 | - | 0.35-175 0.40-120 | 4-170 5-135 6-115 | - | 1.5-400 2-300 3-200 | 105 | 55 | 5/1 | 18,000 |
スプールの互換性は？（2022.07.22更新）
シマノスプールの互換表[スピニングリール]について、22ミラベルの項目が追加されていました。
やはり、22ミラベルは21ナスキーと互換性がありました。
スプール自体の互換性があるのは以下の通りです。
- 22ミラベル
- 21ナスキー
- 22サハラ
ドラグつまみもセットであれば16-18ナスキーやその他、いろんなリールのスプールも使用可能です。詳細はシマノスプールの互換表[スピニングリール]を参照ください。
他機種との比較
22ミラベルを購入するうえで気になるのは上位機種（21アルテグラ）と下位機種（21ナスキー）の比較。
以下、個人的な見解です。
22ミラベルと21ナスキーを比較するのであれば、22ミラベルがいいと思います。
理由は、21ナスキーが単純に重すぎるから。
22ミラベルはマグナムライトローターも搭載されているので技術特性ではそれほどの性能差は感じませんが実質かなり性能が上のように感じる気がします。
あとは価格差の￥3,000～4,000（実売価格は￥2,000～3,000）を高いと感じるか。
ちなみにこの価格差、自分は許せる範囲です。
詳しくは次の記事も参考にしてみてください。
次は22ミラベルと21アルテグラを比較。
こちらは圧倒的に21アルテグラがいいと思います。
21アルテグラが勝っている点をざっくり上げると以下があります。
- マイクロモジュールギアⅡ搭載
- ワンピースベール搭載
- ロングストロークスプール搭載
- Xプロテクトで防水性能が高い
上記の機能は、価格差￥2,000～￥3,000では埋められない価値があると思います。
それぐらい21アルテグラは素晴らしいリールなんです。
ただし、実物に触れ、実釣で使うとまた違った比較結果になるかもしれないので発売されたら早速比較したいですね。
21アルテグラと21ナスキーの特徴を知りたい方は下記を参照ください。
そして気になるのがダイワリールとの比較。
低価格帯のリールはどうしてもダイワに分があったんですが、21ナスキー、22ミラベルとかなり攻めた商品が発売されてきたな、という印象です。
ダイワの牙城を崩せるか!?
乞うご期待です！
残念なポイント
21ナスキーでもそうでしたが、シマノ公式ページの画像を見る限りワンピースベールでなく２ピースベールのようです。
世界戦略機種というからにはワンピースベールを採用して欲しかったんですがね、、残念です。
もう１点は、マグナムライトローターが左右非対称のNEWマグナムライトローターではないことです。
もちろん、ヴァンキッシュやヴァンフォード等と差別化するためにもNEWマグナムライトローターを搭載するわけにはいかなそうですが、もし搭載していたら本気度が伝わったのかなと思った次第です。
意外と22ミラベルの方が使用感がよかったりして・・・
まとめ
シマノからようやく発売されるエントリークラスの軽量モデル、22ミラベル。
これまでシマノのエントリークラスのリールは重いということで毛嫌いしていた方も22ミラベルにはきっと納得するでしょう。
発売予定は、2022年10月となっています。
あとは毎度のことながら発売日がズレないことを祈るばかりです。
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