スピニングリール

シマノ 23ヴァンキッシュついに発売。軽さ、巻き心地最高なんだが【インプレ・レビュー】

23ヴァンキッシュ C3000SDHHG
ヨッシー
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ファーストインプレッション

実釣の前に、重量や質感、巻き心地、ドラグ音、実釣での使用感などをチェックしてみました。

重量や質感の印象は?

23ヴァンキッシュの売りの一つである自重の軽さ。
実際に持ってみての感想は、やはりそこはヴァンキッシュ。軽っ!

ダブルハンドルモデルにもかかわらず175gは驚異的!

実際に175gなのか測ってみました。

23ヴァンキッシュ C3000SDHHG 自重約175g

ほぼ175gと、数値的にも軽いです。

質感は、23エアリティのようなフルメタルボディではないのでメタル感はさほど感じませんが、高級感はあって所有欲を満たしてくれるリールに仕上がっています。

巻き心地は?

一番驚いたのが巻き心地。

23ヴァンキッシュの巻き心地は、ダブルハンドルのためブレが少ないせいかかなりシルキー。
アタリ個体なのか、22ステラと遜色ないほどに巻き心地はいいような気がします。

さらに、MGLスプールの特徴である巻き出しの軽さと、ハンドルを巻いたり止めたりしたときのレスポンスの良さは素晴らしく、さすがヴァンキッシュです。

ところで、19ヴァンキッシュを所有していないので比較はできませんが、YouTuberの方が19ヴァンキッシュよりも巻きが重いと言っています。

巻きの重さの原因はいくつかあると思いますが、23ヴァンキッシュで採用された『インフィニティクロス』や『インフィニティドライブ』の採用により巻き心地が良くなった分、巻きの軽さが失われてしまったのかもしれません。

とは言っても、他のリールと比べても十分に巻きは軽いので全く問題ないと思うんですけどね。

ドラグ音もよさそう

ソルトの醍醐味であるドラグ音もチェックしてみました。

ラインを引っ張ると「ジジジジーッ」と若干甲高い音という印象。

ドラグが出たときにはすぐにわかるいい音です。

実釣インプレッション(エギング編)

実際にエギングで使ってみました。

23ヴァンキッシュ C3000SDHHG
23ヴァンキッシュ C3000SDHHG

使用したタックル

【ロッド】シマノ 20セフィアエクスチューン S86ML

【リール】シマノ 23ヴァンキッシュ C3000SDHHG

【メインライン】DUEL(デュエル)Tx8 エギング 0.8号 150m 3C

【リーダー】ダイワ ディーフロン船ハリス 3号-100m

【エギ】DUEL(デュエル)イージーQ® キャスト プラス 3.5号

際立つ軽さと感度

『軽さ』。
エギングにおいて『軽さは命』というほどに重視される要素。

エギングの特徴的な『シャクリ』というロッド操作は長時間やり続けると疲れるだけではなく酷いときには腱鞘炎にもなるほどに負担の大きいもの。
タックルの軽さは長時間の『シャクリ』等によるロッド操作の負担軽減に大きなアドバンテージとなります。

実際に23ヴァンキッシュ C3000SDHHGをロッドへ装着してみると、そのタックル全体の軽さにあらためて驚かされました。

軽すぎるが故にいつも以上にシャクるのが楽しく、ついつい必要以上にシャクってしまいます。
でも不思議なことにそこまで疲れを感じないんですよね。
これなら長時間のエギングもやれそうです。

あとロッドにもよるかもしれませんが感度も抜群だと思いました。
残念ながらイカのあたりもなく、爆風でラインも流される状況のため着底の感触までわかりませんでしたが、潮の流れやストラクチャーに当たったり等の感触はわかりやすく、ここでも軽さの恩恵にあずかることができました。

22ステラ譲りのキャストフィールと巻き心地

23ヴァンキッシュのキャストフィールは、22ステラ同様にキャスト直後のライン放出が気持ちよく、実際に飛距離が出てるかは置いといて普段より飛んでるような感覚があり、投げてて楽しくなるリールであるのは間違いないです。

必要以上に遠投したくなり、釣るのが目的ではなく投げるのが目的と言わんばかりにキャストが楽しい。

キャストするのが苦にならない理由の一つとして22ステラ譲りの巻き心地が挙げられるでしょう。

空回しのときでも巻き心地の良さは伝わりましたが実釣での巻き心地の良さは半端なく、特にダブルハンドルだとリールのブレも少なく非常に巻いてて気持ちいい。シルキーとは正にこのこと、と言いたくなるほどに巻き心地最高です!

比較的巻き抵抗の大きいミノーなどの普通のルアーも投げてみましたが巻き上げも軽く、しかもパワフルに巻くことができました。

小さいですがスマガツが釣れましたよ

しかも、他のリールに比べ巻きが重いという印象はありません。

20ヴァンフォードもそれほど巻き心地は悪くないと思っていましたが、23ヴァンキッシュを巻いた後に巻き比べをすると全くの別物。20ヴァンフォードはめちゃめちゃ雑味があって『うわぁー、このリールこんなに巻き心地悪かったのか!?』って思ってしまうほどに。

大袈裟かもしれませんが、22ステラと遜色ない巻き心地と言えるかも。

ライントラブルはなし

22ステラのインフィニティループ(スーパースローオシュレート)採用で問題となったのがライントラブル。

シマノはライントラブルを防止するためアンチツイストフィンや新形状AR-Cスプールといった機構を搭載したのですが、やはり一部のユーザーでライントラブルが発生するといった声が上がっていました。

実釣では1日中23ヴァンキッシュ C3000SDHHGを使用しましたが1度もライントラブルはなく、また高切れもなく問題は発生しませんでした。

爆風のため糸ふけが出易くライントラブルが発生し易い状況ではあったんですが特にトラブルもなく、もちろん、何度シャクっても問題はありませんでした。

ただし、フェザリングは意識してやるようにしているのでその効果があったのかもしれません。

また、22ステラは密巻きが原因なのか糸ヨレが酷いという話もあります。

長く使っているとトラブルが多発するということであれば糸ヨレが原因の一つかもしれませんね。

糸ヨレをできるだけ解消することを心掛けて使用するといいかもしれません。

いずれにしても、22ステラでの問題点は当然、23ヴァンキッシュにフィードバックされているはずなので大きな問題はないと思っています。

まぁ、使い続けると問題は発生するかもなのでじっくり検証していきたいと思います。

23ヴァンキッシュの不満点は?

正直、今のところ23ヴァンキッシュの不満点はありません。

あえてケチをつけるなら夢屋ですかね。

早く23ヴァンキッシュ用のカスタムパーツを出して欲しいっす。

まぁ、カッコよくないと買わないけど。

まとめ

23ヴァンキッシュ C3000SDHHGファーストインプレッションをまとめてみました。

まだイカが釣れていないんでドラグ性能を確認できてませんが、22ステラでも実績のあるドラグが採用されているので問題ないでしょう。

早く墨付けしたいですね。

今年はこいつが相棒として活躍してくれそうです。

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