シマノ 22SLX DC XT I-DC5搭載で軽量ルアーも扱いやすくなって期待大!
ヨッシー
お宝さがし
シマノ 22メタニウムシャローエディション ソルト用で買ってみた【インプレ・レビュー】
ヨッシー
自称『ベイト初級者』のヨッシーです。
22バンタムリールの重厚感とキャストフィールに味を占め、軽いルアーをもっと軽快にキャストしたい！という新たな欲望を満たすべく、一旦は購入対象から外れたあのリールが再び購入のターゲットに！
それが『22メタニウムシャローエディション』。
22メタニウム シャローエディションって20メタニウムからさほど変わっておらず、レビューするにも正直、微妙だなと思ってたんですが何故か買ってしまいました。
今回は22メタニウム シャローエディションと20メタニウムとの違い、ソルトでの使用感についてご紹介していきたいと思います。
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目次
22メタニウムシャローエディションとは
22メタニウム シャローエディションとは、20メタニウムをベースに夢屋シャロースプールを標準装備、20メタニウムよりいくつかの変更点を加え追加されたモデルです。
20メタニウムも継続して販売されるということで追加ラインナップ扱いとなっています。
購入したのは 22メタニウムシャローエディション XG RIGHT
今回購入したのは、22メタニウム シャローエディション XG RIGHT。
22バンタムの購入で一度は諦めたんですが、やはり20メタニウムの形状が大好きで、デフォルトでシャロースプール搭載ということで我慢できずに購入してしまいました。
他にも購入理由があります。
それは、ベイトフィネス的に使えそうなリールが欲しかったこと。
１gのような超軽量ルアーを投げたいのではなく、あくまでも４～６g程度を投げたいという意味で「ベイトフィネス的」と表現しています。
もちろん、メタニウムがベイトフィネスリールでないことは承知していますが、シャロースプール搭載で約5gぐらいのルアーも軽快に扱えるのではないかと期待して購入してみました。
22メタニウムシャローエディションの外観
それでは22メタニウムメタニウム シャローエディションの外観をみていきましょう。
22メタニウム シャローエディションのボディカラーはシルバー。
こうしてみるとシルバーもカッコイイですね。
22バンタムがガンメタで合わせたかったんですがこれはこれでいいかも。
20メタニウムの場合、ハンドル周りに差し色で黒い箇所もありましたが、22メタニウム シャローエディションはハンドル周りも全てシルバーで統一されています。
レベルワインダーは当然、メガホン型ですね。
ハンドルノブはXGですが大きいタイプではないです。
22バンタム同様、『JAPAN』の記載があるので組み立ては日本ですね。
自重はなんと約167g！
めちゃくちゃ軽いです。
軽いことって悪くないはずなんですが、ここまで軽いと高級感が薄れてしまうのは気のせいでしょうか。
22メタニウム シャローエディションのスプール重量は14.35g。
ボディに対して意外と軽くはない？という印象。
というのも20メタニウムのスプール重量の方が13.95gと、こちらの方が軽かったから。
とはいってもシャロースプールはその分、糸巻量が少ないのでラインを巻いた後の総重量は軽くなってるはずです。
22メタニウムシャローエディションと20メタニウムの違い
22メタニウム シャローエディションが20メタニウムと違う点は以下の通りです。
- 標準でシャロースプールを搭載
- ボディのカラーはシルバー
- ジュラルミン製のドライブギア採用で10gの軽量化
標準でシャロースプール搭載
名前の通り、22メタニウム シャローエディションは標準で夢屋メタニウムシャロースプールと同スペックのマグナムライトスプールⅢが搭載されています。
20メタニウムに夢屋のシャロースプールを追加購入する方も多かったとのことでシャロースプールが標準搭載された当機が追加されたのでしょう。
糸巻量は、20メタニウムの標準スプールと比べ12lbのナイロンで35m程度少なく、その分、スプールの総重量が減るのでレスポンスがよく、軽量ルアーも軽快にキャストすることができるスプールとなっています。
実際に総重量がどれくらい変わるのか確認してみました。
巻いたのはこちら。
DUEL ハードコアX4 2号 4本組PE
大体スプールエッジから1mm程度下まで巻いてみました。
PE2号をそれぞれのスプールに巻くと、22メタニウム シャローエディションは70m、20メタニウムは110m巻くことができました。
それぞれの総重量比較すると22メタニウム シャローエディションのスプール総重量が約1.5g軽くなっていました。
1.5gといっても実釣時はPEなので水も含み易いはずで実際はもっと差が出るはず。
キャストにかなり影響でそうです。
ボディのカラーはシルバー
20メタニウムのカラーはガンメタでしたが22メタニウム シャローエディションはシルバー。
こちらは好みが分かれるところですね。
ジュラルミン製のドライブギア採用で10gの軽量化
22メタニウム シャローエディションのドライブギアは新設計のジュラルミン(高強度アルミニウム合金)製。
軽さを追求しつつ、ブラス製と同等の強度を確保するために新設計されたギアとなっています。
この新設計のドライブギアのおかげで、ただでさえ軽量なメタニウムがさらに10gの軽量化に成功しています。
ブラス製と比べるとやや耐久性は劣るかもしれませんが、軽快さを重視したモデルなので相性は抜群でしょう。
その他の特筆すべき技術特性
22メタニウム シャローエディションは20メタニウムと同じく以下の特筆すべき技術特性があります。
- マイクロモジュールギア
- コアソリッドボディ
- SVSインフィニティ
マイクロモジュールギア
22メタニウム シャローエディションにも当然、マイクロモジュールギアが入ってます。
巻き出しも軽く、安定の滑らかな巻き心地、最高です。
特に自分の22メタニウム シャローエディションは当たり個体なのか、所有する他のどのリールよりも巻き心地に雑味がなくてすごくいいです。
これでギアの強度も強いということですから言うことなし！です。
コアソリッドボディ
メタニウムといえばコレ『コアソリッドボディ』。
メインフレームとレベルワインドプロテクター、サイドプレートをマグネシウム素材で一体成型することで剛性が高く、しかもコンパクトに作られたボディです。
コアソリッドボディのおかげでブレの少ない安定した巻き心地とゴリ巻きパワーファイトも難なくこなせちゃいます。
パーミングもし易く、ひんやりとしたマグネシウムの感触がたまらん！です。
SVSインフィニティ
SVSインフィニティは、スプールの軽快な立ち上がりとキャスト後半の伸びが特徴で、遠投性能やキャスト精度に優れたブレーキシステムです。
マグナムライトスプールⅢとの相性は抜群で、キャスト後半の伸びは言わずもがな、ですね。
ラインナップとスペック
22メタニウム シャローエディションは、３タイプのギア比（ノーマルギア、ハイギア、エキストラハイギア）と左右ハンドルの計６種類がラインナップ。
| 品番 | ギア比 | 最大 ドラグ力 (Kg) | 自重(g) | スプール径 (ｍｍ) /幅 (ｍｍ) | 糸巻量 ナイロン (lb-m) | 最大巻上長 (cm/ハンドル 1回転) | ハンドル 長さ(mm) | ベアリング 数BB /ローラ― | 本体価格(円) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| RIGHT | 6.2 | 5 | 165 | 34/19 | 8-100 10-90 12-65 | 66 | 42 | 10/1 | 46,300 |
| LEFT | 6.2 | 5 | 165 | 34/19 | 8-100 10-90 12-65 | 66 | 42 | 10/1 | 46,300 |
| HG RIGHT | 7.1 | 5 | 165 | 34/19 | 8-100 10-90 12-65 | 76 | 42 | 10/1 | 46,300 |
| HG LEFT | 7.1 | 5 | 165 | 34/19 | 8-100 10-90 12-65 | 76 | 42 | 10/1 | 46,300 |
| XG RIGHT | 8.1 | 5 | 165 | 34/19 | 8-100 10-90 12-65 | 86 | 45 | 10/1 | 46,300 |
| XG LEFT | 8.1 | 5 | 165 | 34/19 | 8-100 10-90 12-65 | 86 | 45 | 10/1 | 46,300 |
技術特性
22メタニウム シャローエディションの技術特性は下記の通りです。
- マイクロモジュールギア
- Xシップ
- HAGANEボディ
- マグナムライトスプールスリー
- コアソリッドボディ
- サイレントチューン
- SVS∞（インフィニティ）
- CI4+
- S3Dスプール
- S A-RB
- スーパーフリースプール
- 海水OK
エスケープハッチの閉め方
22バンタムのときに悩んだんですが、エスケープハッチが22メタニウム シャローエディションも同じ形状をしています。
うまく突起の位置を合わせてあげないとエスケープハッチが閉められません。
まぁ、皆さん知ってると思いますが念のため。
実釣
22メタニウム シャローエディションを使ってみました。
といってもこの日で出動回数は２回目。
１回目の釣行ではPE１号でチャレンジしたんですが、１投目でバックラッシュ。
そして２投目で再起不能のバックラッシュ。
ブレーキは強めの設定にも関わらずまともにキャストできず、結局、釣りになりませんでした。
ということで２回目の釣行ではPEではなくカーボナイロンで再チャレンジ。
使用したタックル
ロッド：シマノ 19スコーピオン 1631FF-2
リール：シマノ 22メタニウム シャローエディション XG RIGHT
メインライン：DUEL CN500 カーボナイロン ４号
ルアー：Blue Blue ゼッパー80S
ナイロンだとメインラインとリーダーとの結束がないだけにガイドに当たることもなく、バックラッシュがないわけではないですが投げることができました。
さすがに着水サミングは必須です。
内部のブレーキシューは４つONの状態から外部ブレーキのダイヤルを６から３ぐらいまで徐々に下げていきキャストを確認。
ルアーにもよると思いますが、自分の使い方だと内部ブレーキは３つONで外部ブレーキ３ぐらいがちょうどいい感じでした。
使い込んでいけばもっとブレーキも攻めた設定にできそうです。
ばっちり魚も釣れましたよ。
投げてて気持ちいいのはやはり10ｇ程度のルアーですね。
低弾道でキャストが決まったときの後半の伸びを体感すると病みつきになります。
そして、目的の５gのルアーは投げれなくはないですがやはりコントロールがうまくいきません。
どうしても狙ったところより左側にいってしまいます。
これは腕の問題もあるかもしれませんが、フィネスよりのロッドを使えばもう少しましなキャストができるかもしれません。
あとは、細いPEを使うかですが・・・
22メタニウムシャローエディションむずくね？
22メタニウム シャローエディション、これ中級者以上のリールじゃないですか？
PEだとまともに投げれないんですけど。。。
キャストが安定していないのか、ロッドのしなりを使ったキャストができていないのか、原因はいろいろあると思いますが、PEだと自分の場合、釣りになりません。
このリールのキャスト、めっちゃムズイっす。
さらにシャロースプールなので糸巻量が少なく、３号のPEだと50mも巻けないのでどうしても２号以下を巻いちゃうんですがそうするとバックラッシュが直し辛い。
初級者には非常に厳しい、という印象。
っていうかこいつを扱えないヘタレな自分にムカつく！
あまりにムズイので売り飛ばすことも考えたんですが、、、やっぱり悔しんでね。
こいつを扱えたらどんなにカッコイイか。
まとめ
ということで、22メタニウム シャローエディションでのキャストを絶賛修行中です。
キャストがうまく決まると7g程度のルアー（プラグ）でも気持ちよく飛んでくれます。
個人的にソルトで使うことが前提であれば22メタニウム シャローエディションよりも20メタニウムの方が糸巻量が多い分、断然おすすめです。
シルバーカラーが好きだという方は22メタニウム シャローエディションを購入して20メタニウムのスプールだけを別途購入するのもありかもしれません。
自分のような初級者にはあまりおすすめし難いですが、軽くて剛性感があってしかも軽量ルアーもものともしない22メタニウム シャローエディションは検討の価値ありです。
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